会場には物販ブース、飲食ブース、スラックライン体験ブース、BMX・モトクロスのランプなどがあり規模の大きさを物語ります。
▼充実した体験コーナー
スラックラインエリアはこんな感じ。奥に見える青い風船のポールは選手の入場ゲートです。
選手は自己紹介PVが流れた後にこのゲートから登場します。
会場には大きなモニターが2つ設置されていました。選手登場のPVが映し出されます。ひとりひとりキャッチフレーズがつけられています。 テルトの体幹キングコングはちょっと面白かったですね。誰が考えたんだろう。
MCはリッキーさんとショーン(Shawn Paul Braden Couch)さん。リッキーさんが盛り上げショーンさんの英語のMCがワールドカップ感をより一層引き立てます。
右奥のテントがジャッジ席です。左から、竹中 一朗さん、フランキー、元気(もとき)さんですね。映ってはいませんが濱口 修一さん(通称:はまにぃ)とリンカーンも含め5人の豪華ジャッジ勢です。
さすがワールドカップ。予選からハイレベル! ロブレス兄弟のペルビアンフリップは日本では馴染みがなくとても新鮮。帰ったらやってみよ。って多くのスラックライナーが思ったのではないでしょうか。
試合が終わるとすぐに選手にインタビューがあり生の声が聴けます。
お昼の休憩時間にはマウンテンバイク、BMXやけん玉のショーがありました。どっちもかなりレベル高くてすごかった。
ギボンの物販コーナーもひっそりとあります。
大会はSIルールで行われました。一人一人点数が明確につけられます。
残念ながらアブラハムとTOSO選手は怪我のため欠場。
予選からハイレベルな争いになりました。
ブラジル勢のインポッシブルフリップとダブルフィアレス、オールフリップ率はやばいですね。
高さも半端ないです。日本ではなかなかお目にかかれない高難易度トリックです。
1日目の予選終了後、決勝進出者が発表されます。右から予選での得点の高い順にならんでいます。1位は海外勢を押しのけて田中輝登くん。
試合の前後や合間にこれまで動画でしか見たことなかった有名人にサインをもらったり写真を撮ったり。世界の前線で活躍するプレイヤーが目の前にいることに本当に興奮しました。それだけでもワールドカップを見にきた甲斐があります。
2日目はセミファイナル、ファイナルと2回に分けて試合が行われます。
オーディエンスも沢山
セミファイナルではレッドブルアスリートの木下ハルキ君が得意の超ロングコンボを次々にメイクし最高得点を叩き出して1位通過
ファイナルではブラジルの強豪3人が残るなか日本の細江樹(ほそえ いつき)選手が見事優勝!!
コンボ、1つ1つの技の難易度、パフォーマンス性、どれをとっても一流です。
最後のヒートで決めたエストニアンバックフリップからのバックだスティックフィートは会場を最高に沸かせました。
2位はダルリョンアラウージョ
3位はランドリーフレイタス
賞金は1位を100万円として大会全体で合計200万円!賞金もワールドカップ級です。というかワールドカップで最高レベル! 資金を集めた運営の方々に脱帽です。
最後は実行委員長の英寿さんの挨拶で締めます。英寿さん大号泣。
これだけ大きな大会を開催するのは本当に大変だったと思いますし、スポンサーに、選手に、観客に期待されてプレッシャーもすごかったと思います。さらに台風による追い討ち。そりゃ無事に大会を成功させることができた時は涙もでますよね。
大会決勝・準決勝のトリック動画をまとめてみました。
また対戦の動画はvideojapanslacklineのYouTubeチャンネルで見ることができます。
https://www.youtube.com/user/123takashina/videos